メテオラ

ギリシャ

ギリシャにきたなら、やはり行かねばなりません。

その名も、メテオラ。

メテオラはギリシャ北西部のテッサリア地方にあり、地上20から600メートル地点に60以上点在する奇岩群と、その上に建つメテオラ修道院群の総称です。
ギリシャ語の「メテオロス=中空に浮かぶ」に由来しており、24の修道院のうち、6つは現在も修道院としての活動を続けているとのこと。
文化遺産と自然遺産、2つの価値を兼ね備えた歴史的建築物として、世界でも希少な複合型世界遺産に登録されているそうです。

おお…
これらを知るだけで、ますます惹きつけられますね。

さて。
私たちは、アテネのラリッサ駅からメテオラの麓にあるカランバカまで、電車で向かうことにしました。
所要時間は片道5時間。
早朝に出発して日帰りで行くことに。

昼過ぎに到着→5時間観光→夕方の最終に乗って、アテネに帰ってくるのは22時半頃。
旅のテンションで乗り切りましたが、なかなかハード!!!笑

車内は売店やトイレがあるので、5時間の乗車もなんとか乗り切れました。
たっぷり時間があったので、メテオラの復習もバッチリです!

そうこうしてるうちに到着。

カランバカに降り立つと、目の前には修道院がある巨大な岩がどーんと!

徒歩
バス
ツアー
タクシー

などの選択肢がありますが、私たちは時間効率を考えて、タクシーに乗ることにしました。

お世話になった運転手さん、それはもうバッチリ慣れてらっしゃって、サクサクと修道院を廻ってくれました。
もちろん道中急かされることはなく、修道院見学中はのんびり待っててくれますよ。
なんなら、運転以外にも

『そこの前に立って!』
『もう少し右ね!』
『ほら、もっとくっついて!』

など、行く先々で名カメラマンぶりを発揮してくださりました!
100枚は撮ってくれたのでは。笑

そして、修道院内の礼拝堂が美しいのはもちろんなのですが、

崖の上に悠然とそびえたつ修道院が、空に浮かんでいるような景観は、息をのむ美しさです。

聖ステファノス修道院のように、階段なしでアクセスできるとこは良いのですが、基本的には階段・坂のオンパレードです。
必ず、動きやすい靴で行ってくださいね。
また、服装(露出が高いものや女性のズボンはNG)にも気をつけてくださいね。
巻きスカートも借りられるようですが、混雑時はないこともあるそうです。

今回、5時間という制限がありましたが、余裕をもってカランバカの町に戻ることができました。

運転手さんオススメのケバブを買って、いざ電車へ。

帰りですが、同じ個室に日本の方がいらっしゃって、旅の話ですっごく盛り上がりました!
ちなみに電車が遅延して、ホテルのチェックイン時間に危うく遅れそうになったのですが、この方がメールをホテルに送ってくださり、事なきを得ました。
親切な方に出会え、本当に感謝です。
ありがとうございました!

あ、今回張り切ってもっていったこのオススメ三脚ですが、名カメラマンのおかげで出番なしでした。笑

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